円形脱毛症と抜毛症の違い・簡単な見分け方

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子供の頭に脱毛箇所があった場合、まず疑われるのが円形脱毛症と抜毛症です。この二つの病気は全く異なるメカニズムによって起こりますが、見た目は非常に良く似ているため、見分けがつかないことがあります。

円形脱毛症と抜毛症の違いとは一体何なのでしょうか?簡単な見分け方について解説しています。

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円形脱毛症と抜毛症の違い

円形脱毛症とは?

円形脱毛症は、それ自体が自己免疫疾患の一つです。また、ストレスやアレルギー疾患、他の自己免疫疾患と相互に関係しています。

子供の円形脱毛症 原因・症状・治療法について

抜毛症とは?

抜毛症は、患者が自ら髪の毛を引き抜くという症状です。無意識で引き抜いている場合も多く、自分の意思で抜毛をやめることは非常に困難です。

子供の薄毛の原因に抜毛症の可能性も

円形脱毛症と抜毛症は共通点も多い

円形脱毛症と抜毛症は、全く異なるメカニズムで発生しているものですが、共通点もあります。

円形脱毛症は8割以上の患者が30歳以下の若者であり、4人に1人が15歳以下とされ、子供の患者も少なくないという特徴があります。抜毛症患者も、10歳前後から思春期にかけて多くみられます。どちらも若くして発症することが多いということが、まず一つの共通点です。

二つ目の共通点は、発症の原因に精神的ストレスがあると考えられることです。円形脱毛症の場合は、自己免疫疾患やアレルギーが原因である場合もありますが、発症の引き金を引くのは精神的ストレスであるケースも多いのです。また、抜毛症もストレスなどの心的要因が発端となり、それを発散する方法として無意識のうちに髪を引き抜くという行為に出ているものと考えられます。

円形脱毛症と抜毛症の見分け方

円形脱毛症と抜毛症は非常に症状が似ているため、見分けるのが困難です。

誰でもできる簡単な判別法としては、脱毛斑付近の髪の毛を引っ張ってみると分かりやすいです。円形脱毛症の場合は、何の抵抗もなくスルリと髪の毛が抜けてしまいます。しかし、抜毛症の場合は髪や毛根自体に何の問題もないため、多少引っ張った程度では抜けません。

また、初期の円形脱毛症の場合、脱毛斑の境界線がはっきりしていますが、抜毛症の場合は境界線がはっきりせず、髪の抜け方がまばらであることが多いようです。

ただし、円形脱毛症の形状は多岐にわたるため、一概には言えない場合もあります。自己判断せず、病院で診断を受けるようにしてください。

ご家庭で気をつけること

くれぐれも、子供に髪を抜いているかどうか問いただしたり、叱ったりしないようにしてあげてください。抜毛症の場合、親に隠れて髪を抜くようになったり、抜いていないと嘘をつくようになる可能性があります。また、円形脱毛症の場合もストレスにより症状が悪化する可能性があります。

どちらも長期の治療になることが考えられます。焦らず気長に治療に取り組んでいきましょう。

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