部活をする中学生高校生が陥りやすいスポーツ貧血 薄毛の原因になることも

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中学生・高校生になると部活動やクラブ活動で激しい運動をすることが増えます。早朝から朝練を行ない、放課後にも夜まで部活をやるという生徒は少なくありません。

部活動やスポーツをしていて、インターハイなどのハイレベルな大会に出場するような中高校生に多いのが、『スポーツ貧血』です。

スポーツ貧血は、ときに薄毛を引き起こすことがあります。このページでは、中学生高校生が陥りやすいスポーツ貧血と、薄毛の症状が出る原因について解説しています。

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スポーツ貧血とは?

スポーツ貧血とは、日常的に激しい運動をすることによって起こる貧血です。スポーツ貧血は、特にハイレベルな選手や過酷な練習を行なっている選手に顕著に見られる症状です。

スポーツは身体に良いもの・健康を維持するものと考えられがちですが、オーバートレーニングを続けることによって逆に身体を酷使し、不健康な状態に陥ります。

激しい運動をすると、鉄分が通常よりも過剰に消費されます。鉄分は汗にも含まれているため、汗をかくことで体外に排出されます。また、筋肉量が増えるにつれてより多くの鉄分を消費することになるため、その分血液中の鉄が不足し、貧血に陥ります。

国の代表に選ばれるようなスポーツ選手は、一般人よりも高い確率で貧血が発生しています。スポーツ選手に多い貧血は鉄欠乏性貧血であり、一部には溶血性貧血があります。溶血性貧血は、運動をするときに、足の裏にある血管内で赤血球を踏みつぶすことによって引き起こされます。

鉄欠乏性貧血で髪の毛が抜ける

本来、血液中にある鉄分は酸素を体中に運ぶ役割があります。しかし、鉄欠乏性貧血に陥ると、鉄分不足により酸素が身体の隅々にまで運ばれなくなります。そのため、心臓や肺が過剰に働かなければならず、身体に様々な症状があらわれます。

  • 疲労感
  • 倦怠感
  • 動悸
  • めまい
  • 顔色が悪い
  • スプーン爪
  • 口角炎
  • 髪が抜ける

鉄欠乏性貧血に陥ると、毛細血管に十分な栄養が運ばれなくなります。毛根にも栄養が行き渡らなくなるため、髪の毛が抜け落ちてしまいます。

症状はそれだけにとどまりません。

貧血になると、常に疲労感や倦怠感を感じるようになり、疲れが取れない状態になります。また、体力や運動能力が低下します。

頭がぼーっとするようになり、思考力も落ちます。授業中も集中できなくなり、眠気が襲うこともあります。

このような状態は、先生に『やる気がない』『たるんでいる』などと誤解されたり、部活でも良い結果につながらなくなり、悪循環に陥ってしまうこともあります。

スポーツ貧血を改善するには

スポーツ強豪校の生徒は、インターハイなどの大会に出るために何時間も激しい練習を行なっています。目標達成のために頑張ることはとても大切なことですが、激しい運動は身体に大きな負担をかけます。栄養の摂取や体調管理にはぜひ気を配ってください。

ヘム鉄を摂取する

鉄分には、動物性の食品に含まれている『ヘム鉄』と、植物性の食品に含まれている『非ヘム鉄』があります。吸収が良いのは動物性の『ヘム鉄』のほうです。したがって、食品から鉄分を摂取したい場合は、十分な量の肉や魚を食べる必要があります。

サプリメントを利用する

スポーツ貧血になると、鉄分を食事のみで補うのは困難です。毎日継続して鉄分やミネラルのサプリメントを摂取するのがおすすめです。

貧血検査を行なう

貧血検査を行なうには内科を受診しましょう。検査項目にはヘモグロビン値、ヘマトクリット値、平均赤血球容積(MCV)などがあります。また、近年はフェリチン不足による隠れ貧血も問題になっており、フェリチン値も重要な項目の一つです。

貧血に関しては、以下の記事もご参照ください。

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