子供の円形脱毛症 治療に用いられる漢方薬一覧

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東洋医学においても円形脱毛症の治療法が存在します。

漢方は現在でも様々な病気の治療に取り入れられており、改善効果をもたらしているものもあります。一般的な西洋医学の治療を受けても改善が見られない場合などに、漢方薬治療を試してみる価値はあるかもしれません。

しかし、西洋医学の観点からは、漢方の中には根拠の乏しいとされるものもあります。現在行なっている治療法との相性もありますので、まずは主治医に相談してみましょう。

このページでは、円形脱毛症の治療に用いられる漢方薬について解説しています。

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円形脱毛症の治療に用いられる漢方薬一覧

漢方は中国における伝統的な医学ですが、西洋医学のようにピンポイントで病気を治すというよりは、全体的な身体の状態を見て、病気そのものだけでなくその原因や背景から改善していくものです。

そのため、漢方薬も、一つの病気に注目するのではなく、体全体の症状から患者の症状にあったものが用いられます。漢方薬は身体のあらゆる不調や症状を改善し、全身的なバランスを保つ効果があります。

円形脱毛症はアレルギーや自己免疫疾患など様々な原因が複雑に絡み合って起きていることが多く、また、精神的ストレスも影響を及ぼしていると考えられています。そのような原因を総合的に治していこうとするのが漢方の考え方です。

重症化した円形脱毛症を完治させるには、体質の改善も視野に入れた治療を行なう必要があり、このような場合にも漢方が役立つことがあるでしょう。

以下にご紹介するのは円形脱毛症の治療に用いられる漢方薬ですが、患者の体調や体力、精神状態、他の疾患などを総合的に見て処方されます。ご家庭で使用したい場合は、主治医に相談した上でお使いください。

柴胡加竜骨牡蠣湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)

体力中程度以上で、ストレスによる脱毛症や、不安感・不眠・動悸など精神的に不安を抱えている方に用いられます。

桂枝加竜骨牡蠣湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)

体力がやや衰えている方で、イライラしやすく神経過敏であったり、不安感・不眠・夜尿症・小児夜泣き・うつ・神経症などの症状のある方に用いられます。

小柴胡湯(しょうさいことう)

体力中程度以上で、風邪をこじらせて寒気などの症状がある、胃腸が虚弱であったり、食欲不審、疲労感のある方に用いられます。子供の円形脱毛症によく用いられます。

加味逍遥散(かみしょうようさん)

ストレスを緩和し、血の巡りを良くする効果があります。そのため、女性の更年期障害に用いられることが多く、女性の円形脱毛症の治療にも用いられます。

半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)

体力中程度以上で、うつ・不安感・動悸・神経性胃炎・せき・喉のつかえ感のある方に用いられます。神経の興奮を鎮め、ストレスを抑える作用があります。

十全大補湯(じゅうぜんだいほとう)

虚弱体質で、心身ともに疲労感を感じている、元気も気力もない、血の巡りが悪い、全体的に身体が弱っている方に用いられます。

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