子供の薄毛 原因と対策

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薄毛というと老化現象の一つと捉えられがちですが、様々な原因により、幼児や小中学生、高校生でも薄毛になることがあります。また、一見健康そうな子供でも、ある日突然脱毛が始まることがあります。

なぜ、子供に薄毛の症状が発生してしまうのでしょうか?

原因によって対処法・治療法が異なりますので、まずは症状から髪が抜ける原因を突き止める必要があります。

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子供の薄毛の原因と症状について

原因としては、生活習慣や食生活に起因する脱毛、病気による脱毛、外因性の脱毛、心因性の脱毛などがあります。

考えられる原因や症状の一部を掲載いたします。ただし、重大な病気の恐れもありますので自己判断はせず、お早めに医療機関で検査を受けるようにしてください。

  • 牽引性脱毛症
  • 抜毛症
  • 円形脱毛症
  • アレルギー
  • 貧血
  • 欠乏症
  • 甲状腺疾患
  • 頭部白癬
  • 赤ちゃんの脱毛
  • 無毛症・乏毛症

牽引性脱毛症

ポニーテールなど、ひっつめた髪型をしている女の子に多く見られる症状です。長時間髪の毛を引っ張り続けることで、強く牽引力を受けた部分の髪の毛が脱毛してしまいます。

抜毛症

この病気は思春期の少女に比較的多く見られます。無意識に自分で髪の毛を大量に引き抜いてしまう病気です。

抜毛行為は心理的ストレスが原因となっていると考えられ、自分の意思で止めることが非常に困難です。そのため、心療内科などの受診が必要となります。

円形脱毛症

子供でも、強い心理的ストレスによって脱毛を引き起こすことがあります。円形脱毛症には様々な原因があります。また、人によって治りやすい体質・治りにくい体質があり、治療法も依然として確立されていません。

子供が円形脱毛症になってしまったら、まずは原因を探し、早期に適切な治療を受けることが大切です。詳しくは以下のページをご参照ください。

アレルギー

アレルギーにより脱毛を引き起こすことがあります。また、アレルギーは円形脱毛症とも関連が深いため、慎重に治療を行なう必要があります。

貧血による薄毛

鉄欠乏性貧血

動物性たんぱく質やヘム鉄の摂取量が不足すると、貧血を起こすことがあります。鉄欠乏性貧血は薄毛や白髪の原因となります。貧血は成長期の中高生にも発生しやすいので注意が必要です。

スポーツ貧血

特に部活やスポーツに打ち込む中学生・高校生の男女に起こりやすいのがスポーツ貧血です。スポーツ貧血は、激しい運動を行なうことが原因で起こる貧血です。

甲状腺疾患

甲状腺機能低下症が薄毛を引き起こすことがあります。この病気は30代以上の女性に多く発症しますが、子供でも稀に発症することがあります。症状としては、冷え性やむくみ、疲労感、無気力などが見られます。病気を改善することで、抜け毛は治まります。また、甲状腺機能亢進症も抜け毛の症状があります。

頭部白癬(しらくも)

幼児に稀に見られる症状です。特徴としては、髪の毛に折れた毛や切れ毛が多く、刈り取った後の田んぼのようにも見えます。毛穴に黒点があったり、フケによく似た鱗屑というものが発生することがあります。

赤ちゃんの脱毛

赤ちゃんにも脱毛が起こることがあります。特に生後3ヶ月頃の赤ちゃんに多く起こる現象です。

無毛症・乏毛症

生まれつき髪の毛が生えてこない場合や、生後1〜2年以内に髪の毛が抜け、その後生えてこない場合は無毛症・乏毛症の恐れがあります。

子供の薄毛、家庭でも実践できる対処法とは?

上記の原因以外にも、食事や生活習慣によって薄毛を引き起こすことがあります。栄養の偏った食事や、夜更かしや寝不足などの好ましくない生活習慣は、薄毛の原因となるだけでなく、今後の子供の成長にも悪影響を及ぼします。

ダイエットや栄養不足に注意

菜食主義を実践していたり、過度の食事制限を行なっていると、髪に栄養が行き届かずにやがて抜け落ちてしまいます。ダイエットによる栄養失調を引き起こす子供もいます。

人間は元々雑食性の動物です。食事は植物性のものと動物性のものをバランスよく摂取するようにして、栄養に偏りが出ないようにしましょう。

眼精疲労による頭皮の血行不良

スマートフォンやPC画面を長時間見続けたり、ゲームで何時間も遊ぶ習慣があると、目を酷使することで眼精疲労を引き起こします。

眼精疲労によって目の周りの血行が悪くなり、こめかみや前頭部周辺の筋肉が凝り固まった状態になります。頭皮の毛細血管の血流も滞るため、毛根に栄養が運ばれずに髪がやせ細り、白髪や薄毛の原因となります。

このような眼精疲労の原因となりうる生活習慣は改めた方が良いでしょう。

夜更かし・寝不足

幼児や小中学生の間でも、夜中まで起きている子供が増えています。通常、寝ている間に成長ホルモンが分泌されますが、睡眠時間が不足すると十分に成長ホルモンが分泌されません。そのため、髪の成長期が短くなって抜け落ちたり、休止期が長くることで新しい髪の毛が生えてこなくなります。

睡眠不足は子供の成長全般において、悪影響を及ぼすものです。子供の夜更かしや寝不足の習慣は早急に改善する必要があります。

シャンプーの成分に注意

安価なシャンプーに含まれている合成界面活性剤による刺激は、頭皮に悪影響を及ぼすことがあります。特に、赤ちゃんや幼児、小学生くらいの子供は身体の抵抗力が弱く、また、予期せぬアレルギー反応などを引き起こすこともあります。シャンプーの成分が体質に合わず、大量の脱毛を引き起こしたケースもあります。

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