子供の円形脱毛症の治療に用いられる塗り薬や内服薬・市販の育毛剤について

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円形脱毛症は、初期症状の段階では10円玉大の脱毛部分ができますが、自然治癒することも少なくありません。ところが、脱毛部分が2つ、3つと増えると、円形脱毛症は難治性である可能性が高くなります。

円形脱毛症の原因に関しては、まだ解明されていない部分も多く、確実な治療法というものはありません。そのため、治療は対症療法となり、根本的な治療というよりは症状の緩和を目指すものとなります。

治療法や治療薬についても、何が効くのかは患者の体質によって異なります。ある患者には効果のある薬が、他の患者には全く効かなかったり、副作用が出ることもあります。医師とよく話し合い、結果を急がずに気長に治療を続けていきましょう。

このページでは、子供の円形脱毛症・小児円形脱毛症における治療に用いられる塗り薬や内服薬について解説しています。

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円形脱毛症の塗り薬

円形脱毛症の治療には塗り薬が用いられますが、症状にあわせて内服薬と組み合わせる場合があります。

フロジン液

フロジン液は、皮膚の血管を拡張して、血流を良くする薬です。頭皮に塗ることで、毛根周辺の毛細血管を拡張させ、発毛を促進します。市販の育毛剤にも含まれている成分です。副作用にはかぶれなどの炎症があります。

ステロイド外用薬

ステロイド外用薬は、免疫機能の働きを抑え、皮膚の炎症を抑える塗り薬です。円形脱毛症の治療薬として一般的に使用されています。

ステロイドで毛髪が回復した例は非常に多いですが、その反面、強力なステロイドには副作用が伴います。

以下は治療に用いられる塗り薬の例です。

I群(最も強い)

デルモベート、グリジール、ソルベガ(0.05%プロピオン酸クロベタゾール)

II群(かなり強い)

アンテベート(0.05%酪酸プロピオン酸ベタメタゾン)、フルメタ(0.1%フランカルボン酸モメタゾン)

円形脱毛症の内服薬

円形脱毛症の内服薬としては、アレルギー症状の緩和、血行促進作用、抗炎症作用のあるものが用いられます。

ステロイド内服は、通常子供には使用しません。以下は治療に用いられる内服薬の例です。

セファランチン

抗アレルギー作用、血液幹細胞増加作用、造血機能回復、末梢血管拡張作用。

グリチロン

抗炎症、抗アレルギー作用、肝細胞の増殖促進作用、肝機能の改善、皮膚炎の改善。

エバステル錠

抗ヒスタミン剤。くしゃみ、鼻水、鼻づまり、湿疹、かゆみなどのアレルギー症状を抑える。アトピー素因を持った患者に有効性が認められている。

ステロイド治療に関して

ステロイド内服や注射は有効な治療法の1つです。しかし、効果が高い反面、副作用も大きく、通常は子供への治療には用いられません。ステロイド治療は治療をやめると再発する可能性が高く、消化器不全や生理不順などの副作用を引き起こすことがあります。

子供の円形脱毛症に有効な市販の育毛剤

大人の円形脱毛症の治療には一般的にステロイドが使用されますが、副作用も大きく、幼児や子供への使用は避けるべきであると考える医師も多いのが現状です。子供への治療はできるだけ副作用や苦痛の少ない方法を選ぶ必要があります。

市販の育毛剤とミノキシジル外用薬

市販の育毛剤でも円形脱毛症への発毛効果が認められています。ただし、ミノキシジル外用を使用した場合、女の子でも顔や首回りの産毛が男性のように濃くなるという副作用がありますので、慎重になる必要があります。まずは安全な無添加育毛剤から試してみることをおすすめします。

ご家庭で治療を行う場合は、円形脱毛症の治療にも使用されている『セラファンチン』という成分が配合されているものを選びましょう。

※セラファンチンは小児円形脱毛症の治療薬としても使用されている成分です。

薬用プランテル

厚生労働省より認可された医薬部外品の男性用育毛剤です。自然由来の育毛成分を使用し、発毛を促進させます。10代以上の男子向け。セラファンチン配合です。


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