金属アレルギーが原因で円形脱毛症に 髪が抜ける・白髪になる症状も

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金属アレルギーによって円形脱毛症を発症することがあります。特に歯科治療による銀歯はアレルギーを引き起こしやすいと言われています。

金属アレルギーが重症化すると、髪の毛が突然抜け始めたり、原因不明の体調不良や全身性の皮膚炎などを生じることがあります。特にアレルギー疾患を抱えた子供には注意が必要です。

このページでは、金属アレルギーによって引き起こされる円形脱毛症の症状と原因、治療法について解説しています。

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金属アレルギーとは

金属アレルギーは、金属そのものにアレルギー反応を起こしているわけではありません。金属と肌が触れたときに、汗などで溶け出した金属イオンが人体のタンパク質と結合します。これがアレルゲンへと変質し、アレルゲンへの過剰な免疫反応が起こることによって、金属アレルギーが発症します。

金属アレルギーの症状

金属アレルギーの症状としては、金属と触れる部分に起こる接触皮膚炎が一般的です。金属と接触した部分の皮がむけたり、水泡やかさぶたが出来るという症状がこれに当たります。

ただし、金属イオンが血流によって全身に運ばれると全身性皮膚炎を起こす場合もあります。このほか、抑うつ、神経症状、アトピー性皮膚炎、頭痛など、さまざまな身体の不調が出ることが報告されています。

女の子の場合、髪の毛をまとめるためにヘアピンを使用することがありますが、ヘアピンの周辺に白髪が生えたり、かぶれたりしている場合は注意が必要です。

銀歯で金属アレルギーを発症することも

歯科用金属(主に銀歯)によって金属アレルギーの症状を引き起こすケースがあります。

歯科用金属としてよく使用されている金属にはニッケル、コバルト、クロムなどがありますが、これらは金属アレルギーを起こしやすい金属として知られています。金属が口の中で溶け出し、体内に取り込まれ、血液によって全身に運ばれます。

銀歯を被せている人が全員金属アレルギーになるわけではなく、体質や体調などにより発症する人としない人がいます。また、それまで全く異常のなかった人が、ある日突然金属アレルギーを発症してしまうこともあります。成長や加齢によって体質が変化する可能性もあります。

歯科用金属による金属アレルギーの症状としては、口内炎や味覚異常、歯茎の変色などがあります。歯科用金属による金属アレルギーは、口内の金属を全て取り除かない限り、治療を行なっても治癒することはありません。

銀歯が原因で髪の毛が抜けた事例

銀歯による金属アレルギーから円形脱毛症を発症し、髪の毛がほとんど抜け落ちてしまったケースがあります。

この患者は、皮膚科で円形脱毛症と診断され、ステロイド剤による治療を行ないましたが、全く効果がありませんでした。ところが、別の医師による診断で、金属アレルギーであることが発覚しました。原因は、子供の頃に歯科治療を行なった際に歯に被せられた銀歯でした。銀歯を全て取り除いたところ、抜け毛が止まり、円形脱毛症は完治しました。

実例写真あり 金属アレルギーが円形脱毛症や白髪の原因となる恐れ(外部サイト)

子供の白髪や抜け毛には、様々な原因があります。改善するためには、慎重に原因を探っていく必要があります。心当たりのある方は、お早めに医療機関にご相談ください。

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