牽引性脱毛症による子供の薄毛 原因と対策

image

髪の毛を結ったり、アレンジすることの多い女の子に発生しやすい牽引性脱毛症という症状があります。髪の分け目が薄くなって地肌が透けて見えるようになったり、生え際が後退するようになったら、牽引性脱毛症の疑いがあります。

このページでは、牽引性脱毛症の症状と原因、治療法について解説しています。

スポンサーリンク

牽引性脱毛症とは

牽引性脱毛症(けんいんせいだつもうしょう)とは、毛髪に引っ張る力を加えつづけることにより、髪の毛が抜けて頭髪の一部が薄くなる症状のことをいいます。牽引性脱毛症が生じやすいのは、髪の分け目や生え際など、最も頭皮に負担のかかる箇所です。症状が酷くなると、地肌が透けて見えるほどに毛髪が薄くなってしまうこともあります。

牽引性脱毛症は男性にはほとんど見られませんが、髪の長い女性に比較的多く見られる症状です。髪の毛をいつも同じところで分けていたり、いつも同じ髪型をしていると生じやすくなります。幼児から年配の方まで年齢に関係なく生じますが、子供の髪や頭皮は特にデリケートですので注意が必要です。

牽引性脱毛症の原因

牽引性脱毛症の主な原因は、髪の引っ張り過ぎによるものです。いつも同じところで髪の毛をまとめていると、常に同じ部分の髪の毛が強く引っ張られることになります。例えば、いつもおさげ髪をしている女の子は、頭頂部から後頭部の分け目に強い負荷がかかっています。そのため、分け目部分の髪の毛が徐々にちぎれたり抜けたりして、分け目が目立つようになります。

髪の毛をいつも同じところで分けていたり、ヘアエクステやヘアアイロンで髪の毛を引っ張ることが多い場合も牽引性脱毛症の原因となることがあります。

髪の毛を引っ張り続けると、頭皮は常に牽引力に対抗するために緊張状態を強いられます。そのため、頭皮は常にこわばるようになり、カチコチに固まってしまうことが多いのです。その結果、頭皮の血行が悪くなり、ヘアサイクルにも乱れが生じるようになります。髪の毛が抜けた後なかなか生えてこなくなったり、毛根が休止状態に入ってしまうこともあります。

牽引性脱毛症の対策・改善法

牽引性脱毛症は外因性のものなので、その原因を取り除くことによって改善することが可能です。脱毛が進んでしまった場合には完治するまでに多少の時間がかかりますが、髪の毛を引っ張ることをやめれば自然に回復します。

髪の毛を短くカットする

牽引性脱毛症の対策として最も良い方法は、髪の毛を短くカットすることです。髪を短くすれば、まとめたりアレンジする必要がなくなりますので、脱毛部分も自然に回復します。

毎日分け目や髪型を変える

牽引性脱毛症は、同じ部分の髪の毛が引っ張られつづけることによって生じます。どうしても髪の毛をまとめなければならない場合は、毎回違う髪型にしたり、分け目を変えたりするなどして、同じ部分に負荷がかからないように気をつけてください。

髪は毛先からブラッシングする

髪の毛をブラッシングするときにも注意が必要です。毛先から順に丁寧にブラッシングして、毛先のほつれを取ってから、髪の根元をブラッシングするようにしましょう。そうすることで頭皮への負担を減らし、髪の毛を健康的に保つことができます。

頭皮マッサージも有効

いつも同じ部分の髪の毛が引っ張られていると、その根元にある頭皮は常に緊張状態を強いられています。そのため、頭皮が固くなり、血行が悪くなっている可能性があります。牽引性脱毛症がなかなか回復しない場合は、頭皮マッサージも有効な方法の一つです。

マッサージは頭皮の血行を良くするのが目的ですので、爪を立てたり強く揉むのは避けましょう。指の腹を使って優しく指圧するのがおすすめです。

関連:子供の薄毛 原因と対策

スポンサーリンク