子供の髪の毛が抜ける原因は睡眠不足?寝不足が身体に与える悪影響とは

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現在、塾や勉強、ゲーム、SNSなどが原因で睡眠不足になる子供が増えています。睡眠不足は子供の肉体や骨の成長を阻害し、抜け毛・白髪を増加させる原因にもなります。

睡眠不足が続くことにより、学習能力が落ち、注力散漫や認識力低下、集中力低下などの問題もあります。子供の健康的な成長のためにも、最低8時間はしっかりと睡眠させたいところです。

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睡眠不足が髪の成長に悪影響を与える理由

睡眠不足や寝不足で髪の毛が抜ける原因には2つのポイントがあります。

一つは自律神経が乱れやすくなること、もう一つは成長ホルモンの分泌が阻害されることによるものです。

自律神経が乱れる

自律神経には、交感神経と副交感神経があります。交感神経は主に昼間や活動時に優位に働きます。これに対し、副交感神経はリラックス時・消化吸収時に優位に働きます。

睡眠不足や夜更かしを続けていると、自律神経のバランスが崩れ、夜になかなか寝付けなくなったり、昼間に眠くなったり頭が働かなくなるといった問題が生じるようになります。また、眠りが浅くなり、いくら寝ても寝足りなくない・寝てもすぐに目が覚めてしまうなどの睡眠障害を引き起こすこともあります。

また、自律神経が乱れ、交感神経ばかりが優位に働くと、頭皮の毛細血管が収縮し、血行が悪化します。すると、毛根に酸素や栄養が行き届かなくなり、抜け毛の増加につながります。

成長ホルモンの分泌が阻害される

人は、主に寝ている間に成長ホルモンが分泌されます。成長ホルモンは身体中の細胞分裂を活発にし、身体を成長させるほか、皮膚や髪の成長も促しています。睡眠不足が続くと肌荒れや炎症を引き起こすことがありますが、これも成長ホルモンや自律神経の乱れによる皮脂分泌などが関係しています。

髪の毛は、毛根にある毛母細胞が細胞分裂をすることによって成長していきます。しかし、成長ホルモンの分泌が不十分になったり、寝不足が続いて過労状態になると、頭皮の血行が悪くなり、髪の毛が細くなったり、毛根が萎縮して髪が抜け落ちてしまいます。時には精神的・肉体的ストレスにより、一度に大量の髪の毛が抜けることもあります。

成長ホルモンは夜10時から深夜2時に最も多く分泌されるといわれています。この時間帯にはしっかりと床に就いていることが子供の成長には望ましいと考えられます。

子供が睡眠不足になると身体に与える様々な悪影響

睡眠不足は子供の健康や成長に様々な悪影響を及ぼします。

  • 肌荒れ・炎症
  • 免疫力・抵抗力の低下
  • 抜け毛・白髪の増加
  • 身長が伸びにくくなる
  • 認識力・集中力などの学習能力の低下
  • 疲労感・倦怠感
  • 無気力
  • 落ち込み・抑うつ

寝不足になると、翌日は1日中頭がふらふらしたり、集中できなくなりますが、これが慢性的に続くと、疲労感や倦怠感、無気力、学習能力の低下などにつながる可能性があります。

成長ホルモンの分泌が阻害されると、肌のターンオーバーが乱れ、肌荒れや炎症を引き起こしやすくなります。

人は寝ている間に身体の傷や病気を癒し、回復させます。しかし、睡眠不足になると疲労回復や病気の治癒が十分にできなくなり、免疫力や抵抗力が低下します。栄養の消化吸収も悪化し、栄養状態が悪くなる可能性があります。

睡眠不足は身体の成長にも影響するため、身長が伸びにくくなる可能性が考えられます。髪の毛を成長させる毛母細胞の活性も低下するため、抜け毛や白髪が増える恐れもあります。

子供の睡眠不足を解消させる方法

子供がなかなか寝付けない場合には、以下のような方法を試してみてください。

毎日同じ時間に就寝する

毎晩9時に寝ると決めたら、9時には必ず布団に入る習慣をつけることが大切です。夜遅くまで起きていたり、寝る時間が毎日バラバラだったりすると、体内時計が狂い、自律神経が乱れやすくなります。

自律神経が乱れると、寝る時間になっても興奮して眠れなくなったり、昼間に眠気が襲ってきたりと、普段の生活にも支障をきたすようになります。自律神経を整えるためには、規則正しい生活習慣を身につけることが必要です。

カフェイン入りの飲み物を飲まない

夕食時にカフェイン入りの飲み物を飲んでいませんか?コーヒーにカフェインが多く含まれていることは知られていますが、紅茶、緑茶、烏龍茶、ココア、コーラなどにもカフェインが多く含まれています。なかなか眠れないときにこれらの飲み物を飲むと、余計に眠れなくなることがありますので注意が必要です。

夜は明かりを暗くする

蛍光灯などの白っぽい明かりは昼間の太陽の光に近いため、脳が昼間だと錯覚して交感神経が働き、なかなか眠りにつけなくなります。夜はオレンジ色の間接照明を利用したり、明かりを暗めにして、リラックスできる空間を作ることが大切です。

夜に熱いお風呂に入らない

昔は子供を熱いお風呂に入れるという習慣のある家庭も多かったようですが、現在では熱いお風呂は身体に悪影響を及ぼすことが明らかになっています。

熱いお風呂に入ると、心拍数が上がって心臓に負担がかかるほか、血液の粘性が高くなり血管が詰まりやすくなります。また、熱いお風呂は交感神経を刺激するため、お風呂上がりには身体が温まっていますが、すぐに毛細血管が収縮し、身体が冷えて血行が悪くなります。

身体の血行を良くするためには、38℃から40℃のぬるめのお湯に40分程度浸かるのが良いとされています。ぬるめのお湯につかると副交感神経が優位に働くため、入浴後もリラックスして過ごすことができ、スムーズに入眠できるようになります。

温めた牛乳を飲む

なかなか眠れないという場合、トリプトファンが不足している可能性があります。トリプトファンはアミノ酸の一種ですが、体内で合成することができないため、食事から取り入れる必要があります。

トリプトファンが多く含まれている食品は、牛乳です。冷たい牛乳をそのまま飲むと、胃腸を冷やして目が覚めてしまうので、ホットミルクにして寝る1時間くらい前に飲むと入眠しやすくなります。

寝る前にパソコン・携帯を見ない

現在ではスマートフォンや携帯電話を持っている子供が増えているようです。寝る間も惜しんで携帯ゲームやSNSなどに夢中になるケースもあるようですが、このような習慣は睡眠に悪影響を与えます。

パソコンやスマートフォン画面から出ているブルーライトは、眼精疲労や視力低下を引き起こす恐れがあるほか、脳がブルーライトを昼間と認識するため、交感神経が働き、なかなか眠れなくなることがあります。

寝る前に布団の中で携帯を見たり、パソコンをしたりするような習慣は改めた方が良いでしょう。

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